本日はイタリア料理の「ボッリート・ミスト」です。
ボッリートは煮る、ミストは盛り合わせという意味らしいです。
いろいろな肉と野菜を煮て食べる、イタリア版のおでんといったところでしょうか。
ぶっちゃけ煮るだけなんでかなり簡単、ソースはサルサベルデが基本ですが、個人的にはマスタードもおすすめです。
材料(つくりやすい分量)
豚スペアリブ 600g
鶏肉 500g
タマネギ(小) 3個
ニンジン 2~3本
セロリ 3本
ローリエ 3枚
塩 適量
粒コショウ 15粒ほど
ディジョンマスタード お好みえ
★パセリ(茎を除いたもの) 30g
★パン粉 大さじ2
★EXVオリーブオイル 大さじ4
★ゆで卵の黄身のみ 1個
★レモン汁 大さじ1
★アンチョビ 15g
★塩 少々
★ニンニク 1かけ
作り方
※肉は数日前に強めに塩コショウして寝かせ、塩漬けにしておくと旨みが出てよい(やらなくても可)
1.タマネギは根と先端を切り落とし、皮をむいておく。ニンジンとセロリは皮をむいて2~3等分に切る。鶏肉は4等分に切り分けておく。
2.野菜をすべて鍋に放り込み、ローリエ、塩、粒コショウ、水(2ℓ弱ほど・分量外)を入れて沸騰させる。
3.沸騰したところに肉をドボンと入れ、再度沸騰させたら弱火にし、アクをとりながら3~4時間ほど弱火でフタをして煮る。
4.味見をし、塩気がちょうどよく、肉がほろほろになればそのまま鍋ごと冷やす。
5.★をすべてミキサーにかけ、サルサベルデを作る。
6.鍋に浮いた脂を取り除き、再度温めて皿に盛り、サルサベルデとディジョンマスタードを添えて供する。
本場ではスープは盛りつけず、別の料理に使うようですが、お好みでスープと一緒にお楽しみください。
今回は豚スペアリブと鶏肉にしましたが、牛肉や、ゆでと相性のよい内臓肉(タンなど)もおすすめ!
本来は冬場に楽しむ料理ですが、サルサベルデの爽やかさで夏場でもがっつり食べられちゃいます。
是非お試しあれ。